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2023年2月4日 この範囲を古い順で読む この範囲をファイルに出力する

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2023.02.03 配信

No.2−2(裁断板と透明板の用途について)


Ponchiya.comです。

今回は前回のつづきで (2)透明板 について。

当社もECサイトで販売している板類ですが、
その種類によって用途、作業での向き不向きがあります。

意外と知らないその種類と用途の違いについて書きます。

(2)     透明板
こちらもまた皆様にはお馴染みの
裁断加工を行う際に下敷きとして使用される板です。

「透明板」と呼んではおりますが、半透明と言うべきでしょうか。
材質がポリ塩化ビニールですので、裁断板と比べて粘りのある感じです。

裁断板(ゴム板)よりも少々お値段が高めになります。


透明板の用途としては、「ヨコ方向」での裁断加工に向いています。

革包丁を使って手裁ちする際には、その程よい粘りがもっとも効果を発揮します。
またその特性ゆえに使用する刃物を痛めることが少なく、
レザークラフトを始めたばかりの方には、
まずは透明板を使って裁断作業に慣れるのも良いかも知れません。

「ヨコ方向」の裁断加工に向いてはいますが、「タテ方向」でも使えます。
因みに「タテ方向」の裁断作業では、刃の入りが裁断板に比べ劣ります。

【硬度】
あまり硬すぎるものはお薦めではありません。
中には「アクリル板?」みたいなカチカチのものもあるようです。
触ってみて、程よく粘りを感じられるものを選んでください。

【厚み】
厚みに関してはお好みになりますが、
あまり分厚い透明板を購入しても、
裁断作業上、どうしても細かな傷が表面に入ります。

傷がたくさん走っている状態になると刃物がひっかかるようになり、
おそらくほどほどになれば、再度購入することになります。
もともと裁断板と比べて、やや高額な板となりますので
それなりの厚みのものを探してください。


今回は透明板について。

作業に向いている道具を選択して、より快適に作業を行ってください。

素敵なアイテムづくりのお役に立てることを願っております。

それではまた。

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最終更新日時:
2024年3月11日(月) 10時26分43秒