No.15

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【抜型の研磨、刃研ぎ】抜型の研磨、刃研ぎについて

いつもありがとうございます。
Ponchiya.com です。
今回は抜型の研磨、刃研ぎについて書きます。
こちらについても御質問をいただく機会が多いです。

当社がECサイトで販売している抜型は、
「スウェーデン鋼」と呼ばれる抜型が主です。
この種類の抜型に関しては、

研磨、刃研ぎをお薦めしておりません。

ハンマーやプレス機など、
タテ方向の力で裁断を行う「打ち抜き裁断」では、
刃先のフラット状態がとても重要です。
刃を研いでしまうとこのバランスが微妙に崩れてしまい、
逆に切れ味が落ちてしまったり、
切れ残る箇所が出来たりする可能性が高いです。

もし切れ味が悪くなったと感じた時には、

① ダメもとで刃を研ぐ
もしかしたら、しばらくは上手く裁断出来るかも知れません。
最終手段として刃を研いでみてください。

        ↓

② しばらくしてさらに切れ味が落ちる

        ↓

③ 同じデザインの抜型を買い換える

こんな感じでイメージしていただければと思います。

スウェーデン鋼はそれ以外の刃材と比べて、
耐久性や、コスト面で優れています。
また切れ味が落ちたと感じるまでには、
かなり裁断回数を経ているはずです。
再研磨もしくは刃研ぎを行う必要があるとすれば、
もしかしたら道具としての寿命が
きているのかも知れません。

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最終更新日時:
2025年4月28日(月) 16時00分59秒